渡る世間は油ばかり!!フライパンと油に支配された食卓に、令和の一石を!

こんにちはー!😄
RESTAコラムの時間です✨️

さてさて、料理大好き村沢です!(笑)

前回の記事で、「摂らない方が良い油(脂肪)」について紹介しました。
そして話の最後に、「フライパン」と「食用油」が、戦後日本に、アメリカから入れられた食文化だということをサラッと書きました。

日本には元々存在しなかったフライパンと食用油

あなたの家にも、もちろんあると思いますが、そもそもフライパンという調理器具は、日本に存在しなかったもの・・・

そんなこと言われても・・・何かにつけて、フライパンは使うよ?

そう、フライパンは何だかんだ万能な調理器具ですよね!
焼いてもいいし、炒める、煮る、茹でる、なんでもできます!私もフライパンを敵視しているのではないのです😉

今回は日本人とフライパンのお付き合いの始まり、それから、食用油とのお付き合い、その始まりを見ていきましょう!

これを知ることで、あなたの身体を考慮した調理方法や食事選びのヒントになるかもしれませんよ✨

それじゃあ行ってみましょう!

目次

🍳 フライパンって、いつから日本に?

フライパンは今や「料理の基本道具」になっていることは、もはや疑う人はいないでしょう🍳
ですが、冒頭にも書いたように、 実は戦後にアメリカから持ち込まれた“輸入文化”なんです。

今から80年前、戦後の日本は食糧難にありました。
日本国民は飢え、切実なカロリー不足に陥っていました。そんな状態を改善するために、油を摂取することで、カロリーを補給しようという動きが起こります。

これは単なる“善意の支援”ではなく、アメリカ国内で余っていた小麦・大豆(油の原料)を日本に売るための経済戦略でもありました。
「油はカロリーが高くて便利」「植物油はヘルシー」といったスローガンは、アメリカのアグリビジネスと、それを支援した政策の結果として日本に浸透したのです。 アメリカから大量に輸入された「植物油」をなんとか広めたくて、その相棒として「フライパン料理」がプッシュされました。

そして昭和31年(1956年)に始まったのが、 「1日1回フライパン運動」!!この運動では、プロパンガスを積んだキッチンカーに婦人会のメンバーがフライパン料理を指導して回る、というものだったようです。この時に広まったのが、ひき肉と玉ねぎを炒めて卵でくるんだオムレツだったそうです🥚

これはアメリカ合衆国農務省が資金援助を行ったもので、その条件は「献立にかならず小麦粉を使った料理を入れること」だった。「フライパン運動」とも呼ばれ4年余り続き、その後も各自治体が数年にわたって引き継いだ。
Wikipedia「洋食」より引用

フライパンを家庭に普及させ、油を使った料理を「健康でおしゃれ」として定着させる。 それが、今の“当たり前”の始まりでした。

戦後の栄養不足から広められたのが、みんな大好き「オムレツ」だったんですね

日本国民の胃袋を満たした“洋食”

想像してみてください。

ある日あなたは、ちょっと寝坊したことで何も食べずに仕事へ行き、職場に着いたと思ったら朝からちょっとしたアクシデント発生。
何も食べられないまま午前中が終了したと思ったら、上司に呼ばれていきなりミーティング。
いつの間にか午後の仕事は始まっており、結局お昼も食べられないまま定時になって家路につく・・・。

あなたの頭の中には、お腹いっぱい、夕飯を食べることだけ。

その道中・・・。

いつもならあまり気にならない洋食屋さんの窓から、なんとも香ばしい、まさに溶けゆくバターの薫り・・・🐮
牛肉でも焼いているのでしょうか・・・分厚いジューシーな肉の塊、薫りが鼻を通っただけで映像化されます!

ふらふらーっとその店に入るのか、生唾を飲み込んで帰宅して肉を焼くのか、それはあなた次第ですが

これと同じような現象が、あの戦後の日本で行われていたのです!
いえ、それより何倍もお腹を空かせた、しかもひもじい思いをした日本国民がみーんなお腹を空かせている。そんな時にバターや油を使って焼いたオムレツが家庭にやってくる・・・。
子供たちからしたら、なんという幸せな経験でしょうか。

「洋食は素晴らしい」「油は素晴らしい」となるのに何の疑いもありませんよね!

こうして洋食は、一気に日本国民の家庭に入り込み、一体化していくのでした。

🧈 植物油は体にいい?ほんとに?

当時は「米が足りないから、カロリーを油で補おう」という目的で油が奨励されていました。 そして、「植物油はヘルシー!」という謳い文句。

でも、現代の栄養学ではどうでしょう?

✔ リノール酸の過剰摂取は炎症を起こす(悪玉エイコサノイドという局所的ホルモンの様な働き)
✔ トランス脂肪酸は心臓病リスク(現に多くの国で法的に規制をしています。日本は緩い。)
✔ 酸化した油は細胞を傷つける(ほとんどの油・脂肪は酸化している可能性がある。)

それでも、まだ“摂ったほうがいい”って本気で言えますか?

ましてや現代日本は飽食の時代。余った食べ物を廃棄しているような状態です。
油料理を日常的にしてこなかった日本人が、日常的に油を摂取することは、今の時代には合っていないのでは??と考えることもできるのではないでしょうか🤔(この、“議論の余地がある”というところが大切だと思っています)

それどころか生活保護を打ち切られ「おにぎりが食べたい」と言い残して餓死してしまった事例や、子供に満足に食べさせられない貧困家庭が急増、日本全国で「子ども食堂」がどんどんできているような状態です。食べ物はあっても“経済的貧困”が深刻である状態なんですね。

・・・おっと、ここまで行くと政治の話になってしまいますね😅

しかし実際に食文化、食生活と政治的動きというのは、実はつながっていると言うことを問題提起したいとも思っています!

🍟 油を摂りたくなくても、摂ってしまう時代

しかも今は、意識していなくても

✔ 揚げ物
✔ 外食
✔ 加工食品
✔ ドレッシング
✔ スナック菓子

…もう、どこもかしこも油だらけ!!😂

だからこそ私は、

「意識的に油を減らす生活」こそが、今のスタンダードになるべきだと思っています。

🧘‍♂️ フライパンがなくても、料理はできる

私はローファットダイエット(油を摂る量を減らすダイエット)を始めてから、 フライパンを使わない生活が自然になりました。

✔ 蒸す
✔ 煮る
✔ 焼き魚グリル
✔ 炊飯器調理

油がなくても、素材の味が活きる。体も整う。

そしてなにより、「食べたあとが軽い」んです。

🗣️ フライパンと油が「当たり前」だった時代は、もう終わりでいい

最近の私の食習慣をお伝えすると・・・

  • 主食:ごはん、じゃがいも(炊飯器、蒸し器)
  • 汁物:白滝、きのこ、卵白のスープ(雪平鍋)※味は出汁+味噌とか塩とか醤油とか
  • 主菜:鶏むね肉の醤油麹漬け(ジップロックで一晩漬ける→そのまま30分湯煎)
  • 副菜1:わかめ、もずく、キムチ、卵黄、納豆のねばねば小鉢(混ぜるだけ)
  • 副菜2:ぬか漬け:きゅうり、ナス(夜に漬けておいて、朝から一日かけていただきます)

そんなに作る時間、あるわけないじゃない・・・

んまー確かに多いか~・・・😅

一見、多いようなんですけど、実は手間としてはそんなにないんです!

主食:ご飯は炊飯器にお任せ、じゃがいもは一回に4個くらい吹かせば、2日分くらいになります。

汁物:ぶち込んで煮るだけです(笑)肉などはないので、ちょっと火が通ればOK👍

主菜:一度に大量に漬け込んで冷凍しておけば、後は何日も持ちます。調理も湯煎でカンタン💡お弁当にも👍

副菜1:混ぜるだけ(笑)わかめを水で戻すくらいでしょうか?🤭

副菜2:着けておくだけ。あとは切るだけですね🔪

確かに、やってやれないこともないかもね

全てをやろうとする必要はないと思います!ちょっとずつ取り入れていけば良いんですよ👌

日本人は超優秀?超真面目?それ故に・・・

最後に、私は、日本人は本当に優秀だと思っています。

他国の文化を吸収して、自分たちの良いように作り変えてしまう。うまーく適応させてしまうんですよね!
だけどそれ故に、一度適応したものに疑問を持たなくなってしまう。それが当たり前だと意識を固定してしまう。
戦前は良かったかもしれませんが、戦後はやっぱり違います。戦争に負けたことで、古くからあった慣習や価値観の多くを奪われたうえで、外国産を入れられた・・・そして今や、病気が減らない国になった・・・🤔

今病気になっている人は誰ですか?戦後の食文化で育ってきた人たちですよね?

日本には、油をあまり使わない豊かな食文化があった。 それを壊したのは、戦後の経済とアメリカの戦略。

でも、令和は違います。

選べる時代、戻せる時代、自分で整えられる時代です。

「渡る世間は油ばかり!!」 そう思ったあなたは、もう気づき始めてるはず。

油まみれの台所を、少しだけ“手放す勇気”。 そこから体も心も軽くなる暮らしが始まるかもしれません。

今回はそんな今に対する問題提起、アンチテーゼなコラムをお送りさせていただきました😌ですが・・・

私の考えがすべてではありません!!←ここ大事!

RESTAの村沢は、洋食やフライパンをなくせと言っている!!

そう言うわけじゃあないですよ🙃怒らないでね。
私だってステーキやオムレツ、オムライスも、炒め物も、揚げ物も、大好きです!!😁それらを肴に「プシュッ🍺」とやったっていいじゃないですか(笑)

だけど、フライパンがないと料理ができないとか、油がないとおかずが作れない、そんな考えから少し脱却してみてもらいたい、そんな考えはあります。

私もそうでしたが、フライパンがあることで、必ずと言っていいほど油をしいて料理をしてきました。もちろん、なんの疑問もありませんでした。フライパンを使うということは油を使う、これ「=」だと思っていましたから!

だけど、一度立ち止まっていいから、この「当たり前」について、私たち自身の頭で考えてみること!

これが大切なのだと思うようになったんです!

何が正しいかは分かりません!だからこそ、当たり前にとらわれない勇気を持ってみようじゃありませんか😉

一人じゃ怖いなら、一緒に考えてみましょうよ👍

ということで!

「今日が一番若い日」です!
何かを始めるのに、遅いということはありません!

一緒に明るい未来を造っていきましょう😊

今回もお読みいただき、ありがとうございました!

それでは、いってらっしゃーい✨️✋️

プライベートスタジオRESTA
村沢 貴志

あ、次回は「ぬか漬けのすゝめ」についてです🤭

また来週お会いしましょう👋✨

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