【深堀】夏バテの原因は、ひとつじゃない。|身体のつながりから考える夏バテ

沼田 ジム パーソナル

こんにちはーRESTAコラムです!

今年の夏、沼田は思ったより暑くならず

むしろここ数年の中では、かなり涼しいとすら言える夏だったように思いますが、

みなさんいかがお過ごしですか😌

目次

夏バテの原因は、ひとつじゃない。

「なんだか身体がだるい……」

「寝ても疲れが取れない」

「食欲がない」

「身体が重くて、動く気になれない」

そんな状態になったとき、私たちはよく、

「夏バテかな?」

と言います。

ところで。

夏バテって、そもそも何なのでしょう?

「夏バテ」という言葉は、私たちの日常にすっかり定着しています。

でも、夏バテという名前の病気が一つ存在していて、それが原因で「だるい」「食欲がない」といった症状が出ている……という単純な話ではありません。

むしろ私は、

夏という環境の中で、身体のいろいろなところに負担が積み重なり、その状態を私たちが「夏バテ」と感じているのではないか。

そんなふうに考えています。

夏になると、身体には何が起こるのか?

近年の夏は、本当に暑い。

最高気温が35℃を超える日も、珍しくなくなりました。

私は今年の10月で40歳になりますが

人生の半分を東京と千葉で過ごしました。

だから、と言うわけではないですが、

都心部の暑さは良く分かっているつもりです😅💦

そしてこの暑さ、

身体にとって、これはなかなかの環境です。

人間の身体は、体温を一定の範囲に保とうとします。🌡

暑くなれば、身体は熱を逃がすために汗をかきます。📉

汗をかけば、身体から水分が失われます。💦

汗にはナトリウムなどの電解質も含まれています。💡

さらに、汗として自覚するほどではなくても、暑い環境では皮膚や呼気から失われる水分も増えます。

すると、

暑い

体温調節のために熱を逃がす

発汗などによって水分・電解質の状態が変化する

ということが起こります。

ここまでは、身体が暑さに対応している、ごく自然な反応です。

しかし、問題はここから。

身体の中では、この変化が一つの場所だけで終わるわけではありません。

水分状態が変われば、循環にも影響します。

循環が変われば、身体の各組織への血液の供給にも影響します。

水分や電解質の状態は、筋肉の働きにも関係します。

暑さそのものが身体へのストレスになれば、疲労感や睡眠にも影響するかもしれません。

暑くて食欲が落ちれば、食事量や栄養のバランスも変わります。

食事が十分に摂れなければ、回復に必要なエネルギーや栄養素も不足しやすくなります。

そして、疲れているから動かなくなる。

動かないから身体を使う機会が減る。

食欲がないから食べられない。

食べられないから、さらに回復しにくくなる。

睡眠がうまく取れなければ、それもまた回復に影響します。

そして翌日も、なんとなく身体が重い。

……ということが起こり得ます。

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「夏バテ➡食べられない➡どうする?」ではなく、『なぜ食べられないのか?』という視点も大切です。

夏バテは「一本道」ではない

ここで大切なのは、

「水分が減ったから夏バテになった」

とか、

「塩分が足りないから夏バテになった」

とか、

「自律神経が乱れたから夏バテになった」

というように、

一つの原因に絞り込まないことです。

身体の中では、いろんなことが同時に起きている

実際の身体は、そんなに単純ではありません。

暑さ。

発汗。

水分。

電解質。

循環。

筋肉。

活動量。

睡眠。

食欲。

栄養。

疲労。

そして、日々の生活習慣。

これらは、それぞれ独立しているわけではありません。

いろいろな要素がお互いに影響し合っています。

だから私は、夏バテを考えるとき、

「原因 → 結果」

という一本の矢印ではなく、

いくつもの要素が、いろいろな方向から関係し合っている状態

として考えたほうが、身体の実態に近いのではないかと思っています。

どこが入り口なのか。

どこがゴールなのか。

それすら、人によって違います。

そして、その複雑な状態の中に入り込んでいること自体が、

「なんとなくだるい」

「身体が重い」

「疲れが抜けない」

「食欲がない」

といった、私たちの「夏バテ」という体感につながっているのではないでしょうか。

「汗をかいたから、こう!」という、算数のような単純計算では回答できない。それが生き物の身体です。

「これをやれば夏バテ解消!」とはいかない

だからこそ、

夏バテにはコレ!

という一つの答えを求めるのは、少し難しい。

もちろん、水分補給は大切です。

暑い環境では、適切な水分や電解質の補給も重要になります。

食事も大切です。

睡眠も大切です。

必要に応じて活動量を調整することも大切です。

でも、

「水を飲んだから、もう大丈夫」

とは限りません。

逆に、

「夏バテしているから、運動は全部やめよう」

とも限りません。

その人が今、どんな生活をしていて、どこに負担がかかっているのかによって、必要なことは変わります。

たとえば、

毎日汗だくになる仕事をしている人と、

冷房の効いた部屋で一日中過ごしている人。

夜更かしが続いている人と、

睡眠時間は十分に確保できている人。

食欲が落ちて食事量が減っている人と、

暑くても普通に食べられている人。

毎日運動している人と、

暑さを理由にほとんど身体を動かさなくなった人。

同じ「夏バテっぽい」という言葉で表現していても、身体の中で起きていることは同じとは限りません。

じゃあ、自分の身体では何が起きている?

まずは、最近の生活を振り返ってみる

もし今、

「なんだか身体がおかしいな」

と感じているなら、

まずは少し、自分の生活を振り返ってみてください。

最近、ちゃんと眠れていますか?

暑さで食欲が落ちていませんか?

冷たいものや、食べやすいものばかりになっていませんか?

汗をかく量は、普段より増えていませんか?

水分補給はできていますか?

暑いからといって、ほとんど身体を動かさなくなっていませんか?

反対に、暑い中で無理をして運動していませんか?

「疲れているけど、まあいつも通りでいいか」と、そのまま走り続けていませんか?

こうして一つひとつ見てみると、

「あれ?」

と気づくことがあるかもしれません。

そして、その気づきが大切なのだと思います。

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良かれと思ってやったことも、その経過の中に問題が潜んでいることも。

身体は、ひとつの部品ではありません

私たちはつい、

「肩が凝ったから肩」

「腰が痛いから腰」

「痩せたいから体脂肪」

「疲れたから栄養」

というように、身体を一部分ずつ考えてしまいます。

でも、身体は全部つながっています。

食事も。

睡眠も。

運動も。

仕事も。

ストレスも。

暑さも。

休息も。

全部、身体という一つのシステムの中で起きています。

だからこそ、

「何をすればいい?」

だけではなく、

「今、自分の身体に何が起きているんだろう?」

と考えてみる。

私は、これが身体と付き合っていくうえで、とても大切なことだと思っています。

いろんな要因が複雑に絡み合って、サインとして、あなたの不調が起こっています。(画像はイメージです)

夏バテを「身体からのサイン」として見る

もしかすると、ここまで読んで

結局、夏バテには何をすればいいの?

と思った方もいるかもしれません。

たしかに、今回のコラムには「これをやれば夏バテ解消!」という具体的な答えは書いていません。

でも、それには理由があります。

夏バテという曖昧な状態に対して、誰にでも当てはまる一つの答えを提示することは、私は適切ではない

と思っているからです。

その代わりに、今回お伝えしたかったのは、「自分の身体を振り返ってみる」ということです。

「そういえば、最近ずっと睡眠が足りていなかったな」

「暑いからといって、冷たい麺ばかり食べていたな」

「水分は摂っていたけれど、ほとんど食事をしていなかったな」

「暑さを理由に、ほとんど身体を動かさなくなっていたな」

「いや、逆に無理して運動しすぎていたかもしれない」

そんなふうに、自分の生活を振り返るきっかけになったのなら、このコラムには十分意味があると思っています。

「夏バテ」という言葉は便利です。

でも、その言葉だけで終わらせてしまうと、

「まあ夏だから仕方ない」

で終わってしまうこともあります。

だから、

「夏バテかな?」

と思ったら、

「身体が弱っている」

と決めつけるのではなく、

「今の自分の生活の中で、身体にどんな負担が積み重なっているんだろう?」

と、一度立ち止まってみてください。

水分なのか。

食事なのか。

睡眠なのか。

活動量なのか。

暑さそのものなのか。

あるいは、その全部なのか。

答えは一つではないかもしれません。

そして、対策も一つではありません。

身体は、そんなに単純じゃない。

だから面白い。

そして、自分の身体を知るということは、

「正解を覚えること」ではなく、

自分の身体を観察して、考えて、試してみること

なのだと思います。

今年の夏も、まだまだ暑さが続きそうです。

「なんだか身体がおかしいな」

そう感じたときには、

「これって夏バテかな?」

で終わらせず、

「私の身体は、今どんな状態なんだろう?」

と、少しだけ自分の身体に目を向けてみてください。

それだけでも、身体との付き合い方は少し変わるかもしれません。

※強い倦怠感、意識の変化、繰り返す嘔吐、高い体温などがある場合は、単なる「夏バテ」と決めつけず、熱中症などの可能性も考えて医療機関への相談・受診を検討してください。

また、厚生労働省、日本スポーツ協会が出している熱中症についてのガイドページのリンクも置いておきます。
ぜひ、参考にしてください!

ということで!

「今日が一番若い日」です!
何かを始めるのに、遅いということはありません!

一緒に明るい未来を造っていきましょう😊

今回もお読みいただき、ありがとうございました!

それでは、いってらっしゃーい✨️✋️

プライベートスタジオRESTA
村沢 貴志

記事の下にコメントや質問を入れていただけます!
ぜひあなたの疑問をぶつけてみてください✨
お待ちしています!

さらに詳しい栄養学や、トレーニング、マインドフルネスについて🕯️
またRESTA村沢の農業活動や狩猟への取り組みなど、随時更新しています!
こちらの「わくしきぶろぐ」にも、ぜひ遊びに来てくださいね😉✨️

また、RESTAの雰囲気をインスタで投稿しています。ぜひ見に来てください🔗

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RESTA代表

Takashiのアバター Takashi 農作物筋トレブロガー,パーソナルトレーナー

村沢 貴志
1986年生まれ。柔道整復師、パーソナルトレーナーとして15年の経験を持つ。群馬県沼田市の"日本一小さいパーソナルジム"プライベートスタジオRESTA(リスタ)を運営。

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