こんにちは!
RESTAコラムの時間です!
もう9月も終わりの週になりました。
今年も残すところあと3ヶ月。
ぐずつく天気が多く、気が滅入りそうになりますが
元気に過ごしたいところですね😌
さて、今回から新シリーズを始めます!
テーマは、
前回の記事の最後でお話していた通り……
「酸化」
です!!👏

酸化……?
酸化と聞くと、皆さんどんなイメージがありますか?
例えば
老化する。
身体がサビる。
シミやシワが増える。
活性酸素が身体を傷つける。
そして、
こんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?🤔
うんうん。
だいたいそんな話でしょう?
ビタミンCがどうとか、ポリフェノールがどうとか……



はいはい、酸化は身体に悪いんでしょ?
……と思ったそこのあなた。
これはRESTAコラムです。
今回のシリーズ、
そんな単純な話では終わりません🤣
そもそも「酸化」って何?
実は私たちの身の回りでは、毎日のように「酸化」が起きています。
たとえば……
・鉄が錆びる。
・切ったリンゴがだんだん茶色くなる。
・アボカドやバナナが変色する。
・長く置いた油やナッツの風味が悪くなる。
これらは仕組みこそそれぞれ違いますが、いずれも酸化反応が関係しています。
「あー!あれも酸化なのか!」
と思いませんか?☺️
では……
ここからが今回のお話。
人間が「酸化する」って、どういうことなのでしょう?
さすがに私たちの腕が突然、
サビッサビになるわけではありません🤣
(ワンピースの海軍大佐にそんな能力の人がいましたが。)
身体の中でもっと小さな世界を見てみましょう。


私たちは毎日「酸素」を使って生きている
私たちは呼吸によって酸素を取り込み、その酸素を利用しながらエネルギーを作っています。
その重要な舞台の一つが、
ミトコンドリア。


ところが、この酸素を利用する過程などで、
ある物質が生まれることがあります。


そう。
こんな感じで。
これが
ROS(Reactive Oxygen Species:活性酸素種)
と呼ばれる反応性の高い物質です
たとえば、
スーパーオキシド
過酸化水素
など。
さらに条件によっては、非常に反応性の高い
ヒドロキシラジカル
なども生じます。


名前からして、
もうロクなことしなさそうですね🤣
そして実際――
増えすぎたROSは、私たちの身体を構成している様々なものに影響を与えます。
ROSが増えすぎると……
ROSの産生と、それを処理・制御する身体の仕組みとのバランスが崩れ、酸化的な負荷が大きくなった状態を、
と呼びます。
この状態では、
脂質。
タンパク質。
そして、
DNA。
こうした身体を作る重要な分子が酸化による損傷を受けることがあります。
例えば、
- 細胞膜を構成する脂質が酸化する。
- タンパク質の構造や働きに影響が出る。
- DNAにも酸化損傷が起こる。
など。
そして
これらが慢性的に積み重なれば、細胞や組織が正常に働くうえで問題になってきます。


さらに皮膚では、紫外線などによって生じる酸化ストレスが、コラーゲンなど細胞外マトリックスの変化にも関係し、光老化によるシワや弾力低下などにも関わっています。
また慢性的な酸化ストレスは、老化だけでなく様々な疾患との関連が研究されています。
ただし、
「ROSが出た=病気になる!」
という単純な話ではありません。
病気も老化も、様々な要因が複雑に関わって起こるもの。
酸化ストレスは、その中の一つの重要な要素として考えられています。
さて。
ここまで読んだ皆さん。
こう思っていることでしょう。



ほら!!やっぱり活性酸素って悪いヤツじゃん!!
身体を傷つける。
老化にも関係する。
病気にも関係する。
だったら……
こんなもの、できるだけ作らない方がいい!!
活性酸素なんて少なければ少ないほどいい!!
……ですよね?
ところが。
ここから話がおかしくなってきます。
身体「ROS? 自分でも作りますよ☺️」
……。



・・・あ、きゃ?
そうなんです。
ROSは単に、
「酸素を使ったときに、仕方なくできてしまう厄介な副産物」
だけではありません。
私たちの身体には、
ROSを自ら作り出す仕組みがあります。



いやいやいや。
さっき身体を傷つけるって言ったじゃん?
そんなの自分から作るなんておかしいじゃん?



そう思いますよね。
では……
なぜ身体は、わざわざそんなものを作るのでしょう?
ROSは身体が使う「武器」でもある
たとえば、
好中球。
私たちの身体に細菌などが侵入すると、それらと戦ってくれる免疫細胞の一つです。
この好中球にはNOX2(NADPHオキシダーゼ)という仕組みがあり、活性化するとスーパーオキシドなどのROSを作り出します。
そして、それらから生じる酸化物質を利用して、侵入してきた微生物に対抗します。
この、
ROS産生に重要な仕組みがうまく働かないと、重い細菌・真菌感染を繰り返しやすくなることも知られています。


つまりROSは、
身体を傷つける可能性がある一方で、身体を守るための「武器」にもなる。
わけです。
包丁を想像してみてください🔪
包丁は人を傷つけることもできます。
だからといって、
「危ない!!この世から包丁を全部なくそう!!」
とはなりませんよね🤣
食材を切れば、私たちが生きるための便利な道具になる。
つまり、
問題は「存在していること」だけではなく、どこで、どのくらい、どう使われるか。
ROSも似ています。


さらにROSは「連絡係」にもなる



ここ!じつはムチャクチャ大事なところで・・・!
しかもROSの仕事は、敵を攻撃するだけではありません。
でも適切に制御されたROSは、
細胞内のシグナル伝達
にも利用されています。
これはどういうことかと言うと
例えば運動をした場合。
運動をしている時は、ミトコンドリアでエネルギーをたくさん作りますから
ROSも増えます。
これだけだと
「運動身体に悪いん!?」
となるかもしれませんが、
このROSが
「おい!いつもより負荷がかかってるぞー!!📣」
という伝令役になり
それによって、身体が適応しようと反応を起こす、という事が分かっています。
(※もちろん、運動に対する適応は、他にもいろんな刺激や反応があるので、あくまでもその一つと考えてください😊)
つまり細胞が、
「何か起きてるぞ!」
「こっちの反応を変えよう!」
といった対応をする際の情報伝達にも関わっているのです。
ROSは生理的な細胞シグナルにも関与する一方、過剰になれば酸化ストレスにつながります。
ということは……
活性酸素は「少なければ少ないほど良い」わけではない。
身体はROSを作る。
身体はROSを使う。
そして当然――
ここが今回、一番覚えてほしいところです☺️
酸化=悪、抗酸化=善……ではない!
さて、ここで今回のアイキャッチ(コラムのタイトル画像)を思い出してください。
「活性酸素=必要」
……なんて、かなり思い切ったことを書きました🤣
ここまで読んでいただいたところで、少し正確に言い直しましょう。
「身体にダメージを与えるような酸化ストレスが必要」
という意味ではありません。
私たちの身体では、酸化還元反応そのものが生命活動に欠かせません。
そして今回見てきたように、ROSにも免疫防御や細胞内シグナルなど、正常な身体の働きに必要な役割があります。
つまり――
「酸化=悪、それを止める抗酸化=善」
なんて単純な話ではないんです☺️
私たちの身体は、
酸素を使い、ROSを生み、ROSを利用し、そして増えすぎないように制御しながら生きています。
だから、
「酸化するから悪い!」
「活性酸素は全部なくせ!」
では、身体の仕組みを半分しか見ていないことになります。
必要なのは、
バランス。
……では、そのバランス。
身体はどうやって取っているのでしょう?
そして私たち自身は、何ができるのでしょう?
次回予告!
次回は、
について考えてみます!
抗酸化作用のある食品を食べればいい?
ビタミンCをたくさん摂ればいい?
サプリメントを飲めば、ROSを減らせて身体に良い?
それとも……
ROSは、減らせば減らすほど本当に身体に良いのでしょうか?
実はここにも、
身体のとんでもなく面白い仕組みがあります🤣
次回は食事や栄養、サプリメント。
そして、
「適度な酸化ストレスを、身体はむしろ利用している?」
というミトコンドリア・ホルミシスの世界まで覗いてみましょう👀
それでは、次回のRESTAコラムもお楽しみに!☺️
ということで!
「今日が一番若い日」です!
何かを始めるのに、遅いということはありません!
一緒に明るい未来を造っていきましょう😊
今回もお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、いってらっしゃーい✨️✋️
プライベートスタジオRESTA
村沢 貴志



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お待ちしています!











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