そのままでいいの?やるなら、今。

沼田 パーソナルトレーニング

継続こそ、最大の成功法

こんにちは😊RESTAのホームページをご覧いただき、ありがとうございます✨️

今日から、毎週一回、ちょっと熱めのコラムをお届けしていきます。 トレーニングや健康、そして生き方そのものに向き合いたいあなたへ。

第一回のテーマは、私のトレーニング哲学のど真ん中にある “継続” です。

目次

なぜ、人は動けないのか?

「続けるって、大事だよね」——そんなの、誰だってわかってる。 でも、分かっていても動けない。なぜか?

それは、人間の体に備わっている”ホメオスタシス(恒常性維持機能)”のせいです。つまり、変化を拒む本能が働いているんです。

さらに、人には“コンフォートゾーン(快適領域)”というものがあります🤔
これは、自分が安心できる範囲、変わる必要のない領域のことです。たとえ現状に不満があっても、そこにいる限り、心はある意味で落ち着いていられる。だから、無意識のうちに今の自分を守ろうとしてしまうんですね。

例えば、「痩せたい」と思っているのに、行動を起こせないのも同じです。変わった自分を見たとき、もし周囲がどう思うか怖い、うまくいかなかったらどうしようと不安になる。太ったままなら「時間がない」「忙しいから仕方ない」と言い訳できるけど、チャレンジしたらもう言い訳はできない。だから現状にしがみついてしまう。

この”安心できる場所”から一歩出ること。それがどれだけ難しいか、私たちは本能レベルで知っています。でもだからこそ、たった一歩でも踏み出せたら、それはとても尊いことなんです。

大きなことを成し遂げようとしなくていい。ほんの少しでいい。昨日より1ミリでも成長できたら、それは自分のコンフォートゾーンから抜け出そうとしているということ。そうやって、一歩ずつ、一歩ずつ、未来を変えていけるんです。

実は、僕も昔は万年ダイエッターでした

今でこそパーソナルトレーナーを生業としてますが、僕も昔は「やるやる詐欺」でした(笑)

仕事が忙しい、付き合いでお酒が断れない、ストレスが多い——そんな言い訳ばかり。知識があるから「やろうと思えばいつでもできる」なんて、都合のいいことも思ってた。でも、気づいたんです。

知ってるだけじゃ、身体は変わらない。

ある日、自分に腹が立って仕方がなくなって、「もう、変わるしかない」と本気で決意。そこからたった2ヶ月、真面目にやっただけで7kg減。お酒も辞めました。やればできる。でも、やらなきゃ永遠に変わらない。

そして思い返すと、言い訳ばかりしていた頃の自分は、仕事もうまくいかず、人間関係にもどこか壁を感じていました。趣味も楽しめず、気づけば何に対しても情熱を持てない、そんな堕落した時期だったと思います。それでも「このままでいいや」と自分をごまかしていた。今思えば、周りの人にもずいぶん迷惑をかけていたでしょう。あのままだったら、どこかで自分自身に完全に失望していたかもしれません。

私自身、コンフォートゾーンから抜け出ることができなかった人間だった、ということですね😁💦

科学も言ってる、「続けるって最強」

脳科学では、繰り返した行動は神経回路を太くして、”習慣”として脳に刻み込まれると言われています。これを神経可塑性といいます。

つまり、「続ける=脳を作り変える」ってことなんです。 最初は面倒でも、繰り返せば、当たり前になる。歯磨きみたいにね。

さらに、行動科学の視点からも、継続の重要性が裏付けられています。ドーパミンという脳内物質が、成功体験や達成感と結びつくことで、次の行動へのモチベーションを高めてくれるのです。小さな成功を積み重ねることで、脳は「もっとやりたい」と感じるように設計されている。だからこそ、1回の小さな達成が、未来の自分を押し上げる力になるんです。

クライアントYさんの物語

52歳、事務職のYさん。肩こりと腰痛がひどくて、最初は「とりあえず健康のために…」と僕の所に来てくれました。

週1回、1時間のパーソナルからスタート。家では無理なくできる運動を一緒に考えました。

すると、早くも数週間で肩や腰の痛みが激減。3ヶ月で5kg減量。筋トレが大好きになり、ジムにも入会!

食事にも前向きに向き合い始め、体調も見違えるように。さらにはヘアスタイルやメイクにも興味が出てきて、今や別人のような輝きです。

実はYさん、最初の頃は目的について「身体のため」と仰っていたんですが、どうやらそれだけではなかったようです。

3ヶ月のトレーニングの後半にYさんが打ち明けてくれたのは、自分自身が、「私はこのままでいいのか?」という疑問を持っていたと言うことでした。
もちろん肩こりや腰の辛さと言った、身体についての悩みもあったけれど、心のどこかで、「このまま老いていくのか?」という恐怖心と、「それは嫌だ」という本音と、「やり方もわからないし、このままでも良いんじゃない?」という葛藤が混在していたと・・・。

私は後になってYさんの口から聞いたわけですが、実はそこまで驚きはしませんでした。
なぜなら、トレーニングを重ねる度に表情が明るくなり(もともと明るい方でしたが、更に!)、トレーニングウェアもカッコよく見た目に気を使うようにもなっていったし!
前向きに変わっていくYさんを見ていて、「きっとこうなりたかったんじゃあなかな?😊」と思っていたからです。

「人は変われる」って、僕じゃなくても証明できる。Yさんが、まさにその証拠です。

継続のコツは、完璧を捨てること

そもそもね、完璧なんてこの世にないんです。僕たちはつい、「完璧な食事」「完璧なトレーニング」「完璧な毎日」を目指したくなるけれど、それって理想の中の理想。人間だもん、そんな毎日うまくいくわけがない。

私もいま、今年の9月のコンテスト初出場に向けてトレーニング・ダイエットをしているんですが、
朝食後とか、トレーニング前後のサプリメントを飲み忘れたりするんです😅

以前だったら「あぁ・・・もう最悪。トレーニングしても意味ないじゃん・・・」
とか思っていましたが、全然そんなこと無いんですよね!
トレーニングはトレーニングで、頑張ってやれば良いんです!
いちいちクヨクヨして、「トレーニングしなかった」なんてことになったら、全く意味がなくなってしまいますから。

たとえばあなたも、仕事が立て込んだり、家族の用事が入ったり、急に体調崩したり。そんな日も当然ありますよね。それなのに”毎日100点”を目指すって、そもそも無理な話なんですよ。

だから、完璧じゃなくていい。大切なのは、「できなかった自分」を責めるんじゃなくて、「またやればいいや」って軽く笑って、戻ってこれること。「そんな日もあるよ」って😊

続けるって、それだけで本当にすごいことなんですよ。

  1. 目標は小さく。とにかく小さく。
    • いきなり10kg減じゃなくて、「今日は階段を使った」でOK。
  2. できない日があっても、戻ればいい。
    • サボっても、自分を責めない。戻る勇気があればいいんです。
  3. 自分を褒めよう。ちょっとでいい。
    • 「今日も1点取れたな」と思えたら、それは勝ち。

今日からできる、小さなチャレンジ

さて、ここまで読んでくれたあなた。 本当にありがとうございました✨️

せっかくなのでRESTAからの提案です!(笑)
今日から、こんなチャレンジ、やってみませんか?

  • 朝起きたら、ベッドをピシッと整える
  • たった10回だけ、スクワットをする

大事なのは「0の日を作らないこと」
100点を狙わなくていいんです。1点でもいい。とにかく、1点を重ねる。それが、未来を変える力になります。

さあ、今日の“1点”から始めよう。

次回は「続ける習慣」をもっとラクにするコツをお届けします。お楽しみに!



プライベートスタジオRESTA
村沢 貴志

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